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2010/04/04

フランスのおばちゃん

今週は久しぶりの仕事で大忙し

以前も書いたこの地方で伝統的なワインの先買いの
「プリムール」で特に大手の有名ワイナリーには
世界中からのワイン業者が駆けつけてくる忙しい時期になる。
まだ瓶詰めされていない去年収穫したワインを
今のうちに安く確保しておく(2~3割安くなる)買い付けの仕方。
2009年はまれに見る良い年だったようだ。

そんな大手のワイナリーの中でもお金持ちで有名な某シャトーで
1週間毎日お昼に顧客70~80人の会食があり
夫の友人であるそこのお抱えシェフから
人が足りないということで手伝いに行くことになった。
夫は「ちょうどその週は仕事が入ってないし
ボクが子守するからたまには働いておいで~!」と
調子のいい事を言っていたのに
直前に夫にもプリムールがらみで他のワイナリーでの
仕事が入ってしまった。
結局娘は友人のお母さんが見てくれるという好意に甘え
初めて長時間娘を第三者に預けるという予想外の展開になった。
毎日朝7時半~17時半までほとんどノンストップでの仕事は
嘔吐下痢明けの身体には相当堪えたが
日常の娘の世話から離れたことは精神的にリフレッシュできた気がする。

例のシャトー。なんと母体は「シャネル」!
(これでどこか分かれば相当なワイン通?!)
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P1050903_1.jpg
高級レストラン並みの食器と内装

そしてなんといっても今回実感したのが
大阪のおばちゃん、ならぬ「フランスのおばちゃん」のパワー!
今まで仕事をしていた星付きレストランでの
男性ばかりの独特の世界では
シェフの言うことが絶対で、何かを言われるたびに
「ウイ、シェフ!」
と一言答えるのみ。
しかしここでは友人のお抱えシェフ以外は
私のようにエキストラで働いているおばちゃんが数人。
とにかくしゃべる、しゃべる…
朝から一時も止まらずしゃべりつづける。
話に熱が入ると完全に仕事の方が止まっている。
そしてシェフの言うことに毎回見事に口答えをする。
シェフはこの状況に慣れているようだったが
私には信じられない光景だった。
そして仕事の真っ最中に、堂々と
「タバコ、吸ってきてもいい?」
とシェフに聞いていた…
これにはさすがに「NON!」と答えていたけど…
それからは聞かずに勝手にシェフの目を盗んで
交代でタバコを吸いに行っていた彼女達。
私にもちょっと外に行っておいで!と気を使ってくれていたけど
「タバコ吸わないし、外サムイから」と断っていた。

こんな状況にも2日目にはすっかり慣れた私は
おばちゃんたちの世間話に加わり、いろんなことを楽しく話した。
基本的には本当に親切で明るく良い人たちだけど
ずっと一緒に仕事するとなると大変だろうなあ、きっと。

そして娘といえば、初日は多少ぐずっていたようだが
2日目以降は泣かずに、お昼寝もしっかりしておりこうに
していたようだ。
親が心配するより案外そんなものなのかもしれない。
息子も毎日給食で(それまではほとんど家で食べていた)
朝も寝ている間に私が出て行っていたのでほとんど会えなかったのだけど
最後の2日は一緒に6時半には起きて来て
「よかった~、今日はママに会えた!」と抱きついて
「いってらっしゃい!頑張ってね!」見送ってくれていた。
今日は
「もうママ、お仕事終わり?給食はもう食べなくてもいい?」
と朝から何度も聞いていた。
やっぱり彼なりに頑張っていたんだなぁ…

久しぶりのハードなフルタイム出勤に身体は疲れたけれど
子供達が少し逞しく成長してみえた一週間。
私もおばちゃんたちに初めて仲間入りをして
良い経験になりました~(*^-^)
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