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2013/03/11

あれから2年

今日であの日から2年。

フランスでも朝からラジオで何度も耳にしました。
今や世界中の人が知っているFUKUSHIMAという言葉。

あふれるほどの想いはありますが
言葉に上手く出来ないし、軽い表現になってしまいそうなので
ここではあれこれ書くのを控えます。

大切なことは
この出来事を忘れないこと。


フランスで放送された福島のドキュメンタリーで
ずっと昔に同じくらい大きな津波が来た時、高台の神社に
ここまで津波が来た、という印が柱につけられていました。
この位置より下に建物を建ててはいけないという警告を
人間は少しづつ忘れ、忘れたふりをして
便利の良い海岸沿いに家を建てていったそうです。

原発も然り。

そして今問題になっている中国の汚染も然り。

自然災害は逃れられないけど
人間が生み出した災害に対する怒りとやるせなさ。

そしてその人間の一部である自分…



話は変わりますが、今日は素敵なお客様が来ました!

いつもヴァカンスの時期になると
ここの近くのお婆ちゃんの家に遊びに来る一家です。
両親と10歳くらいと4~5歳の男の子。
上のお兄ちゃんは重度の障害を持っています。
ダウン症は明らかで他にも障害があるのかもしれませんが
まず歩くことができません。かろうじて専用の食器で簡単な食事が出来ます。

でも彼らがくる時はいつも堂々としていて、
私が気を使ったつもりで端の車椅子を置きやすい席に
案内しようとすると、こっちの方がイイわね!って
真ん中のテーブルを選ぶのです。
子どもたちがとにかく明るく愛くるしくてお行儀も良く
お兄ちゃんもきちんと挨拶をするし、毎回私に
メルシー、マダム、と言ってくれます。
野菜も好き嫌いなく美味しい美味しい、と何でも食べて
2人ともパンの食べカスもないらい大人よりも綺麗に食事をするのです。
そして料理を作った夫にもとても美味しかったです、と
兄弟で伝えに来ます。
ご両親は素晴らしいな、って毎回感心です。
これだけ重度の障害を持っていると全ての世話をしないといけないし
想像以上に大変な生活だと思います。
そして彼は一生こうして生きてくのです。

彼らを見ていると私たち悩みなんて
本当にちっぽけなものだな、って思います。
彼らの逞しさを見らなわないと。

震災で家族や家や仕事を失った人びとが何万人といます。
私には家族も家も仕事もある。

そんないろんな事を考えながら
夫と語ってみた一日でした。



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