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2011/07/07

ご報告。

息子の扁桃腺+アデノイド摘出手術が無事終わり
昨日退院してきました~

やはりまだ疲れもあって食事もほとんどできず(流動食のみ)
痛みを避けてかほとんど口を開かないので、いつになくとっても大人しい息子
日本の10日前後の入院に比べ、1泊で大丈夫?と心配したり
まだ調子も戻っていなくて食事も出来ない子どもを連れて帰るのは不安でしたが
食事に気をつける以外は特にどこが悪いというわけでもないので、
子どもにとっても付き添う親にとっても必要以上に長い入院は
精神的にしんどいような気がします。
確かに入院していると家で流動食を作る手間もなく病院で食事を出してくれたり
食べれないときは点滴をしてくれたりと安心ではありますが…
とにかく家での治療は2,3日はアイスなど冷たいものだけで
あとは痛み止めの薬を飲んでくださいということ。
口の中なので抗生物質もいらないのでしょうか?

忘れないうちに入院の2日間を振り返ってみます。

7月6日
4:30 ぐずる娘に起こされ、そのまま寝付けず仕方なく起床

6:30 入院準備を整え、寝ている息子をパジャマのまま抱え、出発。

7:20 B市内の通勤ラッシュを予想していたが、早すぎたようで
     予定より30分以上早く病院到着。受付を済ませる。
     病室に荷物を置いて、待つこと2時間。
     洗面所、トイレ、シャワー付きの広い個室に
     「この部屋いいね~」とご機嫌の息子(同伴者がいるので個室にしてくれたらしい)。
    P1160601_1.jpg

     昨日の夜から絶食なのでお腹が空いているはずなのに
     文句ひとつ言わずに黙々とレゴで遊ぶ。
     (荷造りをしていたときに最後に息子が自分で入れたレゴ、
     一度反対したけど持って来て良かった!)
     
9:30  いよいよオペ室へ。
     手術着に着替えて名前の付いたブレスレット(?)をつけられなんだか嬉しそう。
     (退院後の今でもこのブレスレットを外さず付けています。)
     P1160627_2_1_1_1.jpg

     P1160631_1.jpg
     それでもレゴで遊び続ける…

     ドゥドゥ(小さな子どもがいつも持っているお気に入りのぬいぐるみの総称)を一緒に
     連れて行っていいよ、と言われカエルのジュジュと一緒に
     看護婦さんに抱かれて「またすぐにね~」とあっけなく連れて行かれる息子 
     親と子どもに余計な心配をさせないための配慮だったのかもしれません。

10:15 今息子はどんな様子なのかな~とソワソワと心配していると
      執刀医が入ってきて無事終わったと報告。早い!
      「きれいに取ったからね、これで大分息がしやすくなるはず。いや~大きかったよ。
      後は一週間食事を気をつけたら普通の生活に戻って大丈夫。プールもOK!」
      と超爽やかな笑顔につられ
      「結構たいしたことなかったのも?」 とホッとしたのもつかの間…

10:40 裸のまま血の付いたシーツにくるまれた息子を抱えた看護婦さんが
     急いで入ってきた。息子を手渡され、一瞬ビビる私
     シーツの中で怯えて泣く息子。ジュジュも血まみれ…
     そのままベッドに横たわらせ、
     「もう終わったからね、頑張ったね…」と背中をさすると
     泣きじゃくりながら寝入ってしまいました。
     P1160642_1.jpg

     後から聞くところによると、麻酔が覚めたとき
     自分で点滴を引き抜いて、足をバタつかせて
     先生達にキックをお見舞いしたらしい…スミマセン

12:00 私用に昼食が運ばれる。
     出発前に軽く朝食をとっただけだったので
     やっと食事だ~!と蓋を開けた瞬間、息子のうめき声が…
     喉が痛いらしいが話せず、泣いてしまうのだけど
     泣くと更に痛むらしい。
     急いで看護婦さんを呼んで、少し水を飲んで座薬の痛み止めをもらったら
     少し落ち着いてまた眠りにつく。
     すっかり冷めてしまった食事を口にすると、驚くほど全てがパサパサの
     豚肉とジャガイモのグラタンとパン…
     美食大国のフランスはどこだ~!と心の中で叫びつつも
     空腹に負けて水と一緒に流し込む。
     とりあえず満腹になると、寝不足ととにかく終わった安堵感で
     一気に睡魔が襲ってくるが、息子の様子が気になって眠れない。

13:00 息子が目覚める。少しすっきりした様子。
     アイスを食べれると言うので持って来てもらう。
     薬が効いているのかそこまで痛みはないよう。
     P1160650_1.jpg

     アイスと飲むヨーグルトで元気になったらしく
     (今考えると手術直後点滴は不要だったのか?)
     いきなりベッドから降りて歩きだす息子を見て看護婦さんもビックリ!
     
     P1160652_1.jpg
      そしてまたレゴで遊びだす…ホントに好きです。

16:00 薬が切れてきたようで痛い、と泣き出す。
     看護婦さんが痛み止めを取りに行っている間にまた寝てしまった
     
18:30 夕食が運ばれてくると目を覚ます。(食事を察知するセンサーが付いているのか?!)
      前回同様、アイスと飲むヨーグルト。アイスは同じもので、ヨーグルトは
      「バナナ、いちご風味」から「モモ、いちご風味」に一応変わっていたが
      もう少しバリエーションをもたせてくれてもいいのにな~
     
      また元気になってきたので、TVでアニメを見たりDSで遊んだり
      (入院前に日本の親戚が贈ってくれました!ありがとうございます~
      しているうちに21時を過ぎたので、あれだけ寝てたらまだ寝ないかな~と思いつつ
      消灯するとす~っと寝入っていきました。やっぱり麻酔と疲れのせいでしょう。

7月7日
7:00  当直の看護婦さんが体温を測りに来る。
      息子は夜中一度も起きず、体温計を当てられてもまだ熟睡
      夜に痛がらないか心配だったけど、ここでしっかり休めたようです。
      私は良く寝れなかったのですが…

7:30 朝食。今度は同じアイス2個!!!(他のものないんかいっ
    もともとアイスをあまり食べない息子は無言で拒否。
    まだ薬を飲んでいないので口を開けると痛いらしい。
    結構気に入っていた飲むヨーグルトを2本もらいました。
    
9:00 担当の先生が診察に来る。
    「とにかく簡単だけど大事なことは1週間硬いものを食べさせないこと。
     あと2,3日はアイスやヨーグルトなどの冷たいデザートだけね!」
    と言われ、アイスとかだけ?と違和感を覚えた私は
    「お腹がすいたらどうするんですか?」と聞くと
    「好きなだけアイスを食べさせなさい」とのこと
   
    再診もなく、1週間異常が無ければそのままでいいそうです。

    P1160661_1.jpg
      「頑張りと勇気をもって手術に耐えました」という正式な医療団体からの
      証明書をもらいました

こんな感じで無事退院できたのですが、一番入院中に感じたのは
先生も看護婦さんも皆、息子自身に話しかける、ということでした。
日本ではまず付き添いの保護者と話したりしますよね。
麻酔の選択も「注射がいい?マスクがいい?」と本人に聞き
手術後でも全ての質問は意識がある限り本人に尋ねます。
その時全く親は視界に入っていないのです。まさにただの「同伴者」

前回手術の説明と手順が書かれた冊子のことを書きましたが
それを見た日本の伯母から「子どもに人格を認めているところがさすがフランス」と
コメントを頂きました。
普段は大人社会のフランスですが、こういう時は子どもをきちんと
一人の人間としてみて説明をして選択権を与えることに感心しました。

そしてもうひとつは入院期間もそうですが
こちらが頼まないと最低限のことしかしてもらえない、ということ。
よく言えば能率的、悪く言えばほったらかしですが
まあ、私としては気兼ねなく過ごせて良かったような気がします。
日本の至れりつくせりのサービスも良いですけどね~。

本当に胃が痛くなるほど心配していた息子の手術ですが、
結果的にやっぱり息子が辛い時にそばに居てあげられて良かったと思っています。
息子も母親で安心する部分もあったかもしれません。

そうそう、娘はというと朝から夕方まではヌヌーさん宅、
夜はボーイフレンドのいる友人宅で相当楽しく過ごしていたらしい。
一人でも泣かずに遊んで可愛いと家族を虜にしていたそうで…
逞しい娘です

息子には食事制限が可愛そうだけど、もうちょっとの辛抱。

ガンバレ~
     
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