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2010/04/26

初めての・・・

息子のバカンスも半分を過ぎたところで
後半1週間は息子だけ夫の実家に預けることにした。

フランスはおじいちゃん、おばあちゃんが
孫の面倒を見るというのは伝統のように決まっていて
(もちろんそのような環境で無い人もいるけれど)
近くに住んでいる場合は、両親は子供の送り迎えや
週末などもほとんど祖父母に任せて、仕事をしたり
夫婦で遊びに行ったりしている。
近くに住んでいなくても、年の3分の2は休みなので
バカンスになると車を飛ばして、子供を2,3週間
置いて行く。

ということで、夫の両親もいつ来るの~?!と
心待ちにしているようだし、60日以上ある夏休みは
連れて行かないとこっちも大変だろうなあ、ということで
予行練習も兼ねて一週間だけ預けることにした。

約500km離れた夫の実家まで先週末に車で送っていった。
息子は嫌がるかと思いきや、何だかあっけらかんとして
「じゃ~ね~」と一言。
ヤダ~、ママと帰る~!とか泣かれるんじゃないかと
心配していた私は拍子抜け…
「一番辛いのはママだけだよ!」と
友人にもからかわれたけど、子供からしてみれば
おじいちゃん、おばあちゃんを独り占めにして
いつもと違う生活が出来て、楽しいものなのかも。
私も小さい時は離れた祖父母の家に行くのが
毎年楽しみだったし、その時はあまり両親のことも
気に留めてなかったかな~?

帰りの車でふと後部座席をみると
子供が一人足りない…
パーキングエリアで同い年位の同じ名前の子がいて
つい目で追ってしまったり、今ご飯食べてるかな~、
シャワー浴びたかな~、歯ちゃんと磨いて
オシッコして寝たかな~…なんて考えてしまう。
いつもは一番騒がしく厄介者にされている彼が
急に居なくなると、静かというより
身体の一部が足りないような、妙な気分。
考えてみれば産まれてから4年半、2日以上離れたことって
一度も無かったもんなぁ…

子供を持たなくても普通に生活できるし
子供が居ないからこそ他の経験をいろいろできる人は
うらやましく思う。
でも、私が子供を持って一番良かったと思うことは
「子を想う親の気持ち」が解った事。
自分の親がどんな思いで赤ちゃんだった私達を育て
笑った、歩いた、しゃべった、悪いことをしたと
一喜一憂しながら同じような時間を過ごしたんだなあ、と。
物心付いた時にはもうある程度大きくなっていて
自分で勝手に大きくなったような気になっていたけど
どんな人間でも必ず赤ちゃんだった時はあるし
必ず誰かに面倒を見てもらったはずである。
大きくなったら私のようにどこか遠くへ行ってしまうかも
しれないけど、それはそれで彼らの人生。
だからこそ今の時間を大事に育てたいと思う。

大きくなってからだって仕事の後に職場仲間や
ワイン会だなんだとよく飲みに行っていた私は
夜中に帰ってくると必ず起きて待っていた母親に
「なんで起きてるの~?!寝ておいてって言ってるのに!」
と反発したものだったけど、
私も子供が夜家に帰ってこなかったら
「事故にあったんじゃないか?!」とか
心配で眠れないかもしれないなあ、なんて思う。

パーキングエリアで立ち話した女性も
「私達も子供3人実家に置いてきたところなのよ。
いつもはどっか行って!って思うのに、
居なくなるとずっと子供のこと考えちゃうのよね~。
でも、子供達にとっても私達にとっても私達の両親にとっても
皆が気持ちよく楽しめる一番の方法だわ!」
と言っていた。
確かにそうかもしれない。
たまにはフランス式のこんなバカンスも良いものである。
でも、初めてで慣れない私にはちょっと寂しい…
今週は何だか物足りない1週間になりそうだけど
(こういうとき男親は母親ほど心配しないようだ)
この機会に出来なかったことをしたりして
私も有意義に過ごそうっと!
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