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2010/03/18

ランチ その2

昨日またランチに出かけた。

なんて優雅な…と思われるかもしれないけど
これも今後の為の市場調査。
少ない収入から家計を何とか削っての出費だ。
とはいえこれで今月3度目のランチで
最近の習慣にもなってきて
「今度はどこ行く?」と結構楽しんでいる。
(この辺りは田舎でレストラン自体少ないから
もうすぐ制覇してしまうのだけど)

食い意地の張っている息子は
「今日の給食のデザートはバナナだよ~
という一言で喜んで幼稚園に行き、
お兄ちゃん譲りの手品のように入っていく
逞しい娘の胃袋をある程度満足させ
友人宅でうとうとさせたところで
レッツゴー!

今回は某星付きレストランと同じ経営のビストロ。
実はこの星付きレストラン、私達が以前
働いていた場所。
その近くの何にもなかった空き地に
ビストロをはじめ、パン屋、肉屋、クラブまである
新たな小さな村を数年の間に造ってしまった。
最近の流行っている田舎の星付きレストランが
良くする傾向だ。

駐車場には大きな高級車がずら~…
いつ廃車になるかも分からない私達の愛車を
外れの道端に停める夫。
何故かこういうところで気が弱い…

お店に入ってみると、お客さんは
背広や毛皮を着たブルジョワ階級の人ばかり。
明らかにこの辺の地元の人ではなく
有名シャトー関係のビジネスマンか観光客だ。
責任者らしき黒服のギャルソンが私達を見ても
動かない。
「金持ちオーラ」が出てないからか!?
入り口で待つこと数分…
誰も来ないので、こちらから動かないギャルソンに
近寄っていこうとした所で
ウエイトレスが気付いて席を探してくれた。
満席に近かったけど何とか空いている
小さなテーブルに付くことが出来た。

気を取り直して、食前酒でももらおう、と
思ったらまた誰も来ない…
やっと注文が済み、食前酒を待つが来ない…
やっと来たと思ったらいきなり前菜が運ばれてきた。
「食前酒、頼んでるんですが…」
と言うと、ウエイトレスは何も言わずにそのまま
前菜を持ち帰って行った。
結局食前酒にありつけたのは、入店後少なくとも
30以上経った頃だった。

料理の方は詳しく書くまでも無く
失望する内容だった。
メインはぺらぺらの肉を焼いたものに
茹ですぎて崩れたジャガイモだけ…
デザートは全く違うものを持ってきて
説明もなしに去っていった。
それもべちょべちょで美味しくない
もうテンションは下がりっぱなし…
抗議する気力もなく、お会計の時に
「デザート、違ってましたよね?!」
と確認すると、
「メニューにあったのはもう売り切れでしたので」
と淡々と答えられた。

そしてお会計のレシートを見ると
48ユーロ約6000円だ。
あの内容で… 
この時点で私達のテンションはどん底…
お金持ちの人にとっては星付きレストランよりは
安く早く食事ができるのが良いのだろうけど
なんともやりきれない気分になった。

レストランの内装は完璧だった。
パリのオシャレな老舗のビストロのようだ。
私達が最終的に造りたいお店に今のところ一番近い
内装で参考になるところもあったけど、
でも一番大切なものが欠けていた。

それは「ホスピタリティ」。

お金さえあれば内装はどうにでも良く出来る。
でもホスピタリティはお金では買えない。
たまたま私達の運が悪かっただけかもしれないけど
しばらくこの店に足を運ぶことはないだろう。

ちなみに娘は又しっかりと2時間の昼寝をし
私達が戻った頃にちょうど起きてきた。
メルシー!娘!

今度は当たりのランチでありますように!
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